2013-12-11
ホームページをリニューアルしたのを機に、今までの方針を170度(?)ほど変えて、ブログを始めることにしました。
初回は、よく聞かれる「なんで、たまご社って名前なの?」についてお話します。
卵は、まあるくて、だけど、まんまるじゃない程度の個性はあって、和洋中どの料理文化にもあるので食べ物関係の仕事をするには親しまれやすい、というのがまず一つ。
もうひとつは、1989年に「トマト銀行」と改称して注目を浴びた銀行に刺激を受けて、「食べ物の名前を会社名にして、いいんだ」と楽しい勇気をもらい、であれば「たまご」を超える別の食べ物は浮かびませんでした。
最後に、もうひとつ、「たまご」を思いついた理由があります。これは、実家が採卵養鶏場経営を50年以上していて、私は「たまご」で育ててもらったということです。
スタートして20年以上たっても、やっぱり自分で口にするのはちょっと気恥ずかしい名称ですが、多くの方に覚えていただいているのを実感するほどに社会的責任を感じています。
「いつまでもたまごじゃないんだから、そろそろひよこ、とかにしたら?」ともいわれます。でも、たまごは、未来が詰まったカプセルです。いつまでも先を夢見て、多くの方の本づくりの夢のお手伝いができるように、存在する限り「たまご」でいきます。
どうぞよろしくお願いいたします。 松成 容子
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