子どもに語りつぎたい日本の歳時記

2月 季節を感じる和菓子

色と香りで春を感じる!

立春を過ぎ、春一番の便りも届くと、春はもうそこまで来ているんだなあと実感します。梅の花が咲き、もうすぐ桃の節句。桃の花や菜の花が花屋の店先に並び始めました。そうこうしていると桜の開花情報が耳に入ってきます。

そうした季節の変化は和菓子にも感じられます。和菓子に季節の色を感じて、食してみませんか。春を感じる菓子というと、草もちや桜もちが浮かびます。今回は桜もちの簡単レシピを紹介します。クレープを焼く感覚で挑戦して下さい。

桜もち
●桜もちの作り方
材料(18個分)

桜の葉の塩漬け…18枚
白玉粉…25g
砂糖…大さじ4
水…250cc
薄力粉(ふるっておく)…120g
食紅…ごく少量(耳かき1ぱい分ぐらい)
こしあん…500g
サラダ油…適量

作り方
  1. 桜の葉の塩漬けは薄い食塩水に30分くらい浸して塩抜きし、水気をふきとる。
  2. ボウルに白玉粉と砂糖を入れ、水を少しずつ加えながら混ぜ、
    さらに薄力粉を加えて泡立て器で混ぜ、ラップをかけて冷蔵庫で約30分ねかせる。
  3. 少量の水で溶いた食紅を2に加え、薄いピンク色に着色する
    (焼くと色がやや濃くなるので、入れ過ぎないように)。
  4. こしあんは18等分して、それぞれ俵形に丸める。
  5. フライパンを熱し、サラダ油を薄く塗り、3の生地(約大さじ1強)を小判形に流す(8×12cmぐらい
    の大きさが目安)。弱火で表面が乾くまでさっと焼き、裏返して同様に焼いて、冷ましておく。
  6. 先に焼いた面を下においてあんを巻き、1の桜の葉で包む。

★今回紹介した、焼いた皮であんを包む桜もちは「焼き桜」とも言い、主に関東に多い。道明寺粉の生地であんを包んだ桜もちもあり、こちらは関西に多いといわれている。

柳沢美智子